Quotes

V: そろそろ戻ろうか

パナム: いや、もう少しここに座ってよう。思ってた以上に、気持ちが落ち着く。

ジョン・シェイドはぎこちない格好でバケツを持ってせわしげに動き回り、そのバケツから、種まく人のような身振りをしながら、青色にひかる雨氷の上に手一杯の茶褐色の砂を撒いていた。

そのとき壮大な夕陽を浴びながら（わたしたちは下方に神聖甲虫のように見える自動車の行列の続く、ビルの五十階のクルミ色をしたガラス張りの小部屋に座っていた）

信仰は選ぶ自由がある。

疑う自由は？

あるとも、疑いこそ信仰を生きたものにする。

試されて初めて信仰の強さが分かるのだ。

3つの宗教を同時に信じるのはムリだ。

なぜ？

同時にすべて信じるのは何も信じていないのと同じだからだ。

You can't trust the tap water.

水道水は危険だ。

杖を片手にかけて

タバコに火をつけてる老女を横目に

スコッチを呑んで作詞しているとそこへ

クリアファイルを抱えた人がやってきて

こう言った

「私のポエム買ってくれませんか？

今夜シェルターに泊まるためのお金が

必要なんです。」

ロエベの財布から出したお札で

買った詩を読んだ

僕は半年不眠症が続いてた。眠れないと、全てがもうろうと、遠くに霞んでコピーのコピーのコピーのようだ。これからの宇宙開発にスポンサーの名がつく。”IBM探索船”、”マイクロソフト銀河系”、”スターバックス惑星”。

一瞬爆薬の恐怖を忘れて思った、”その銃は清潔なのか？”

僕もご多分に漏れず北欧家具の奴隷だった。エリカ・ペッカーリのほこりよけカバーを。陰と陽をデザインしたコーヒーテーブルもすぐ買った。クリプスクのオフィス家具、ホヴェトレックの健康バイク、グリーンの縞模様のオハマシャブ・ソファ、環境にやさしい無漂白紙のリズランパ・ランプ、後はダイニングセットを買えばすべて完璧。気泡入りのガラス皿も買った。”職人の手作り品”だという証拠の気泡だ、皿の形も不揃い。今の若者はポルノ雑誌よりもブランド買い。

気持ちを隠す女性：んー、特には、ちょっとケイティに会うぐらいかなあ？そっちは？

恋する男性：まだ決まってないけど、その・・・、よければ明日の夜ごはんでもどうかなって。

気持ちを隠す女性：全然オッケーよ。ケイティとマークも誘ってみるわ。

恋する男性：それもいいけどさ。でも・・・よかったら二人だけってのはどうかな。

気持ちを隠す女性：あら、その・・・デートみたいな？

恋する男性：う　うん

気持ちを隠す女性：ちょっと・・・考えさせて。

恋する男性：そ　そう　決まったらその・・・連絡してくれ。

ブランド教授：あのリベットが弾丸にならなくてよかった。人類の役に立ってる。

トム、今日の4時納屋で除草剤抵抗性の講義だ。

クーパー：人類は忘れたらしい、探検家や開拓者をな。

何が”橋渡し役”だ。

父：子供の頃は日々新しいものが生まれた。最新機器に発明、毎日がクリスマスだった。

当時は人口60億だ。誰もかもが全てを望み争っていた。この世界も悪くない。

クーパー：どうした、マーフィー。

マーフィー：何でこんな名前にしたの？

クーパー：いい名前だ。

マーフィー：”マーフィーの法則”

クーパー：勘違いするな、あの法則は”起こりうることは起こる”だ。

パパもママも気に入ってた。